Nyandfulな日々。

オーストラリアより、爬虫類・蟲 etc....

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アオジタトカゲ

この日はしばらくは天気も悪いとの事だったので課題に集中するつもりだったのだが顔を洗ってカーテンを開けてみるといい天気じゃないか!やはり天気予報は当てにならないなぁと思いつつ二時間だけと自分に言い聞かせいつものフィールドに出ることに。最近は飲みに行くのも断ってるのにこれだからやっぱり好きなんだなぁと自分で思う。

P1000724_convert_20090924202742.jpg
アオジタトカゲ

ここでの狙いは3つ。全部トカゲだが1つとほかの2つは探すところが全然違うので今日は簡単そうなほうを探すことにする。


草むらを歩いているとガサガサッという音が。近い、そして大きい。もう正体は分かっている、音のしたほうを覗き込むと・・
P1000672_convert_20090923000005.jpg

やはりアオジタ。
ちなみに僕はこれまでアオジタを3回見たことがあった。しかも3回めは間違いなく今回と同じ個体だろう、その時はバスキング中だったが用心深くてなかなか近づかせてもらえなかった。意図的に探すことも多かったのでこれは案外少ないと思う。確かに普通種だがやはりこの大きさの爬虫類の生息密度が高いわけなく一部の本に書かれているように庭に出るというのはよっぽどの田舎の話。庭にこんなのが出たら普通の人は相当焦るのではないだろうか。
まぁなんせ今までまともに写真が撮れたことがなかったので割と気になっていたのだ。

とにかく捕獲して草むらから出そうとするがなかなかしつこい。ていうか普通に見失ってしまった、が、その辺に転がっていた鉄パイプ(1.5mぐらい?)の先っぽからしっぽがはみ出ているではないか。やはり爬虫類、もはや袋の中の鼠(トカゲ?)だな。パイプごと邪魔な草がない所に持って行き反対側から棒でつついて押し出そうとするとここで問題発生。なんかパイプの途中で石やらなんやらで詰まっている!しっぽを引っ張ってもちぎれるまで出てこないのは目に見えてるし面倒なことになった。早い話自分から出てくるのを待つしかないのだ。


P1000671_convert_20090924203616.jpg
アオジタ生息地。やはり草むらに多い気がする。少なくとも地面がむき出しのところにはいないのではないだろうか。何か長くなってしまったので生態的なことに関してはまた今度。



なかなか出てこないうえに用心深く少しでも姿を見られるとすぐに引っ込みやがる。見えないところで時間を潰して様子を見に行くとまた引っ込まれての繰り返し。かといってあんまり長いこと離れているとどっかに行かれても困るし・・・だいたい待つのは嫌いなのだ。しかも今頃になって予報通り天気が崩れてきやがった!雨が降ると出てこなくなるのは確実。本気で焦り出す。

P1000683_convert_20090924203104.jpg
こういう状況。パイプの横向きになっている入口から顔を出しているのがわかるだろうか。

しばらくその辺をブラブラして今度はやつの死角から近づくことにする。ただ向こうの死角ということはこちらからもほとんど見えないし少しでも音を立てるとOUTだろう。しかも天気的にも時間的にもおそらくこれがラストチャンス。
ゆっくり近づいてパイプまでの距離はやく5m、しかしやつの姿は見えない。気付かれてるのか?と考えてるといきなりパイプ越しに反対側から頭を出してきた!目が合った瞬間マズイと思いとっさに顔をそむける、膝が震えているのが自分でもわかった。しばらくアオジタはこっちを見たまま固まっていて僕は手で顔を隠しつつ時折チラチラ相手の様子を確認していた。・・・・近くに誰もいなかったが傍から見れば凄まじい光景だったと思う。

二分ぐらい経つとアオジタは安心したのか草むらに向かって移動し始めた。パイプから十分に離れたところでもう怖いものは無し。歩いて近づくとそいつは僕に気づいて動きが止まった。なんともいえない達成感。トカゲを追いかけてこんなスリルはなかなか味わえないと思う笑。
P1000693_convert_20090924205822.jpg



日本で見た時はブサイクだなぁとぐらいしか思わなかったがこうして野生で見てみるとなかなか素敵だと思う。よくわ知らんがこんなマイナー種都会の方ではたたき売りされてるんだろうしこの個体がもし日本に輸出されたとしても大した値段にはならないのだろうが。

それでもこいつだって自然の競争の中を生き延びてきた優秀な個体であることを忘れてはいけないし第一こいつからすれば自分の値段なんてどうだっていいのだろう。

P1000713_convert_20090921224133.jpg
移動させてポーズをとらせてもよかったのだがさすがにここまで振り回しといてそれはかわいそうなので放っておくことにする。冬明けで腹が減っているだろうに申し訳ないことをしてしまった。納得できる写真ではないがさすがにこれで最後ではないだろう。結局3時間以上いたが長いこと気になっていたので胸につかえたものがとれた気がしてスッキリした。
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  1. 2009/09/23(水) 08:40:46|
  2. スキンク科 Scincidae
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<A Bunch of 毛虫 | ホーム | Little Whip Snake>>

コメント

こちらでははじめまして。
野外にこのサイズのスキンクがいるって羨ましいです、笑。
亜種としてはヒガシアオジタ Tiliqua scincoides scincoides になるんですかね?
 写真の個体は模様が減少気味で、僕の脳内のヒガシ像とイメージが違うものですから。

 オーストラリアの生き物は基本輸出が出来ないのですが、過去に正規で少数輸出された個体の養殖ものが出回ることがあって、ヒガシの場合「エッ!?」って思うほど日本では高価になっていると思います。良くも悪くもオーストラリアブランドってやつです。

てか、そちらでもこうしたトカゲがペットとして販売されているんですね。

これからも現地レポ楽しみにしています。くどいようですが、是非タイパンを、笑。
  1. 2009/09/25(金) 19:31:39 |
  2. URL |
  3. 化野 #-
  4. [ 編集 ]

こちらこそ初めまして。初コメありがとうございます。

こいつはTiliqua scincoides scincoidesで100%間違いないです。ここいらには他にTiliqua nigroluteaがいますがこれは明らかにちがいますし。ヒガシアオジタの場合恐らく個体差や地域変異は相当に激しいと思います。以前クイーンズランドで見た個体はエメラルドグリーンに濃い黒のバンドの極美個体でした。もしこれが日本ならもっと細かく分けられているかもしれませんね。

こちらでも普通に売られていますね。大体7,8千ぐらいです。ただこの国は外来種に苦労させられてるのでオーストラリア産の爬虫類しか売ってません。しかも全てブリードもので飼育にも申請が必要だった気が・・・。
動物園で殖えたものを輸出しているとか聞いたことがあるのでもしかしたら日本でも見る機会はあるのかもしれませんね。

ナイリクタイパンですが実はインターンで生息地の近くに行く予定があったのですが先日キャンセルになってしまいました・・。まぁあの辺は学校が終わって時間があれば行ってみたいと思ってるので楽しみにしておいてください笑。
  1. 2009/09/26(土) 00:18:24 |
  2. URL |
  3. Nyandful #-
  4. [ 編集 ]

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